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2019/5/18
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子育ては「己」育て！〜テスト前の息子に不安になる親へ〜 |
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今日は草津で講演です。 昨日は、長男が、春の大会1日目で 負けたために、家にいました。 初めての中間テスト一週間前で、 計画にしたがって勉強しているようでした。 そしたら、 一時間くらいたったでしょうか、 つかれた〜と、 下に降りてきてくつろぐ… で、昼ごはんを食べに行って… 三時半になった途端、 外に遊びに行ってくるわ！ っ…と、お外へ… (どうやら、学校から三時半までは 家にいるように指導があったようだ) 私の中にある感情がわいてきました(笑) 「勉強せんで、大丈夫なんか？」 笑えました。 めっちゃ言いたくなってきたんです！(笑) で、遊びたくって 帰ってきた長男に、 「あ〜、一週間後てすとやね！」 とか、 「べ、ん、きょ、う…せんでもええの？」 と、言ってみました。 そしたら、 大丈夫！ って返ってきて… またも、もや〜ん(笑) そしたら 自分で笑えてきました。 あ！俺、 子どもが勉強してないのを心配してる！！ って(笑) 長男は勉強をしてないとも思ってないし しなければならないとも思ってない。 「僕が」 ただ、勉強しなくて、 大丈夫かなぁ…って心配になった問題を 長男の問題！って問題にしかけてたんです。 そう、問題にした僕に 問題がある！ 問題にした人の問題を 僕らは他人にぶつけてしまうんです。 で、本人である長男の問題になる前に 心配だぁ〜心配だぁ〜って 長男に問題をもっていってしまう。 でも、 長男はな〜んにも心配してないから、 いくらこっちが、心配しても、 気にならないし、 心配した、親が勝手に また心配になっていくんです。 自分のその、感情に気づいたとき、 笑えてきてしかたなかったです。 で、こんな時、 どうするか… 本人が問題と思わない限り 放っておくしかないんです。(笑) これを、 どうこうしようとすると 変な問題が勃発します！ 親が、 あんた、今やっておかないと将来苦労するで！ とか、 周りの人はみんなやってるんやで！ とか、 (見たことあるのか？これって、子どもの みんなスマホ持ってる！ってのと同じでは？(笑)) 最低でも土日なら一日5時間はせな！ とか、 どれもこれも、 親である人の不安でしかなくて、 親が気になってることなんです。 つまり、 誰かに向けて言いたくなったことは 「自分の気持ち」なんです。 それに、気づくと 自分自身がとてもよくわかります。 僕は元中学教師として、 今、子ども達の保護者が 味わっていたであろう(笑) 不安というやつに出会って、 あ〜、やっぱり、 子を思う親とはこういう気持ちになるんだ… って楽しんでます。 テストが悪かろうが、 できなかろうが、 僕の問題ではないのです。 ただ、子を思う故に、 親として起こってくる自分の問題を 自分で向かい合えばいいんです。 子どもは子どもにとって 必要な問題と向き合います。 勝手に渡す必要はないし、 渡したら、 いつまでも本人の問題にもならないんです。 こうやって 僕らは「子育て」をしていきます。 子育てとは 子どもを育てることではないのです。 子どもを通して 「己」育てをしているのです。 子育ては「己育て」です。 そこに、たくさんの自分を見つける 機会を子どもが与えてくれているのです。 だから、 僕らは子どもが生まれてきた時に こういうんです。 「子どもは天使だ」って、 そう、僕らに何かを教えるために 僕らの前に現れてくれているんです！ テスト勉強をしない子どもをみて 「勉強」になります！(笑)  |
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